もっと早く複利の力を知っていればと思ってる、たたりんです。
複利という言葉をご存知ですか？
株式投資などをやっている人にとっては馴染みのある言葉です。
少し前に複利について調べてみたのですが、調べていくうちに
と強く思いました。
複利の最大の効果は
時間とともに効果が増大する
ということです。
アメリカではよくある1つの例として
- Aさんは18歳から毎年50万ずつ積立て8年間だけ積立、あとは放置
- Bさんは26歳から65歳まで毎年50万ずつ積立
- 年利を10%とした場合、65歳になったときにお金を持っているのはどちらでしょうか
このような話題を持ってきた時点で正解は予想できると思いますが、
正解は後ほど発表します。
さて、今回の記事では
- 単利と複利の違い
- 複利の凄さ
- 複利の注意点
について紹介していきます。
単利と複利の違い
複利とは何なのかを説明するのに合わせて単利も合わせて説明していきます。
結論から申しますと、
- 単利は、元本にのみ利率がかかる
- 複利は、元本にこれまでの利息を加算してから利率がかかる
ということになります。
文字だけでは
何のことだかよく分からん
と思う人もいるので、イメージ図を用意しました。
下図は年利は元本100万、年利10%で作成しています。
単利の場合は毎年、元本の１００万の１０%である１０万が利益として増えていきます。
一方、複利の場合は
- １年目は元本の１００万の１０％である１０万の利益
- ２年目は１１０万の１０％である１１万の利益
- ３年目は１２１万の１０％である１２万の利益
と年々利益が増えていきます。
これが単利と複利の違いです。
複利の凄さ
複利とは何なのかを説明したところで、
次はその複利のすごいところを2つほど説明します。
まずは、先程の単利と複利のパターンですが、
同じ投資額、利率でも２０年後には利益の差が３２１万まで広がっていきます。
具体的な利益は
- 単利が１９０万
- 複利が５１１万
となります。
次の例は序文で出した内容になります。
まず、問題の回答ですが、
正解はAさんです。
65歳時点で
- Aさんは2億5758万円
- Bさんは2億2129万円
となります。
投資金額はAさんが400万、Bさんが2000万となっているのに、
Aさんのほうが3000万以上利益を出しています。
これに関しては、年率の影響は大きいですが、
早いうちから投資を始めていると、
少ない投資金額でも、大きな利益が得られることが分かります。
これらの例から、複利の凄さが少しは見えてきたと思います。
複利のすごいところは
ことだと思っています。
そのため、若いうちに知れていればと何度も思います。
複利の注意点
複利のすごいところを紹介しましたが、ここで注意点も説明しておきます。
結論を言ってしまえば、
ということです。
例えば、生活費をとことん切り詰めて、できるだけ多くの資金を投資に回しても
そこまで多くの利益は得られません。
複利で大きな利益を得るために投入する金額以上に時間が必要になります。
30歳の1000万と80歳の3億どちらを取りたいかを考える必要があります。
今の生活を犠牲にしてまで、未来にお金を送る必要はないと私は考えています。
また、一度切り詰めた生活に慣れてしまうと、使い方が分からなくなってしまいます。
終わりに
老後2千万円問題の対策として、複利の効果を利用するのが良いと思います。
また、複利の効果をうまく使えば、FIREやサイドFIREを達成することができるでしょう。
今回の例はすべてお金が増えている例となっていますが、
さまざまな経験にも複利が反映されます。
詳しいことは、『複利で伸びる1つの習慣』という本を参考にしてください。
下記は私が以前書いた本の感想です。よかったら参考にしてみてください。
と後悔することもありますが、どうしようもないのでそれについては諦めています
複利の効果を知ると、政府がなんで積立NISAやIdeacoのような仕組みが見えてくるかと思います。
ようは、年金だけじゃ老後食ってけないから若いうちから備えろよという意味です
ただし、投資は自己責任ということを忘れないようにしてください。
投資について勉強しているうちに複利の効果を勉強してたら面白い感じに増えるので記事にしてみました。
興味があったら是非、ぜひ証券口座を解説して投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。
今の世の中は貯金だけで老後に備えるのは難しいので、多少のリスクを負うことは必要だと思います。
以上、βуё (o’ω’o)ﾉｼ βуё
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