技術の進化のスピードは恐ろしいと感じている、たたりんです。
少し前からAIイラストが流行っている気がしています。
今やAIに絵を任せることもできるかもしれない時代になりつつあります。
しかし、新しい技術なので批判的な意見も複数見かけています。
- イラストレーターの仕事がなくなる
- 今まである絵のパクリじゃないか
- AIが描いた絵に心がない
- AIに読み込ませた絵は違法アップロードされたものだ
など様々な意見もでていました。
一方で受け入れている人もいます。
私がフォローしている人たちは肯定的に受け止めている人が多いです。
- 楽に描けるならそれでいい
- 背景はAIに任せてしまう
- 描きたい絵のイメージを膨らませるために使う
そこで今回は『AIイラストについて私が思っていること』を紹介します。
一つの考え方として参考になれば幸いです。
結論
まず、私の考えている結論としては、
AIイラストはただの道具
ということです。
道具なので良い悪いは使い方次第だということです。
AIイラストはまだ生まれたばかりの技術なので、色々な使い方が模索されている段階だと思っています。
確実に『コレは悪い使い方』というのは知っていますが、
知らなかった人に悪用方法を伝えることになってしまいますので、
ここで書くことはしません。
実際にAIで書かれた画像を見ると、
えっ!?これAIが描いたの?
と思うような画像も多いです。
- 背景だけAIに描いてもらう
- イメージを膨らませるのに使う
といった活用方法がある一方で、悪用する方法もあります。
どこまでいっても、道具なので使い方次第だと考えています。
1割くらいしか残らない
今AIイラストに触れている人のうち、来年も続けている人はおそらく1割程度だと思っています。
AIイラストは新しい技術で、新しい技術に興味がある人はすぐに触れて、
それに触発された人が触れてという感じで、どんどん試してみてる人は増えている状態でしょう。
いろいろ、文字を入れて新しい絵を生み出しているでしょう。
しかし、いつか壁にぶつかります。
そして、多くの人は
上手いAIイラストを見るのに自分で作る必要はないよねー
自分にはプロンプトを考える才能はないんだ
といった感じで離脱していくでしょう。
そして、誰かが公開したプロンプトを使うだけになるでしょう。
新しいことを始めるのは難しく、続けるのはもっと困難です。
そのため、ほとんどの人は来年には辞めているでしょう。
使いこなすのは難しい
AIイラストは簡単に絵が作られると錯覚している人は多いかと思います。
はっきり言って、
使いこなすのは相当な胆力が必要になります
私はまだ、少ししか触れたことがありませんが、かなり複雑だと思っています。
DiscordでAIイラストに触れているチャンネルがあるのですが、
色々と試行錯誤しているのが伝わってきます。
自分が表現したいことを表すには、
- どんな文字列(英語)が必要になるか
- どの順序で記載する必要があるか
といったことを1つ1つ試していくしかありません。
前にツイッターでAIイラストの依頼をされて断った人のやりとりが流れてきたのですが、
AIイラストなら簡単に絵ができるんだから無料で引き受けてくれてもいいじゃないか
みたいな発言を見ました。
絵を作るだけなら簡単かも知れないが、依頼に合わせた表現にするには、
何十、何百、何千と試していくことになります。
それを簡単とは言えないですよね?
そもそも、簡単だと思うなら自分で使えば良いのです。
また、同じプロンプトを使っても、同じ絵ができる保証はありません。
- 顔の向き
- 手の角度
- 背景の雰囲気
など、作成をするたびに微妙に変わってくるでしょう。
コレも一つの技術が求められることなので、簡単にできるというのは錯覚です。
触れたことがない人ほど、簡単にできると言い放ってしまうのは、
どの技術でもいわれてしまうことです。
終わりに
以上、AIイラストについて思っていることでした。
新しい技術はどんどん生まれてきます。
それを活用するためにも思考に柔軟性は持っておきたいです。
生まれてきてしまった技術に罪はなく、どう活用していくかを模索するのは人の役目だと考えています。
AIイラストに関する記事及び考えは下記ツイートのツリーも考えの参考になるでしょう。
AIの進化にショックを受けたイラストレーターが激白 「技術的に上手いだけの絵はAIに淘汰される」(リアルサウンド) – Yahoo!ニュース
なんか記事に名前が出ていてびっくりだ
肯定的な見方は初めてではなかろうか?
あ、アナログもやりますよ! https://t.co/D2RetsQWCb— 七瀬葵 (@aoi_nanase3) December 19, 2022
私は、AIイラストによってイラストレーターの仕事が無くなるとは思っていません。
どうしても、AIでは表現しきれない絵というものは存在していると思います。
それを模索していけば、仕事が無くなることはないと思っています。
それに、一般に浸透するとしても、数年の月日はかかるでしょう。
また、絵が描けるということは、
相手にイメージを伝える方法が優れている
ということだとも言えます。
技術を持っていると、別の視線でみた時に活用する術も見つかってくるでしょう。
どこまでいってもAIは道具であり、使う人間次第で善悪は分かれてくるでしょう。
以上、βуё (o’ω’o)ノシ βуё