お金に囚われてしまい自由を失いつつある、たたりんです。
今回紹介する本は『貯金0円生活!』という本です。
(2024/12/24 09:23:48時点 楽天市場調べ-詳細)
この本は
- お金や預金についての考え方
について参考になります。
お金とどのように向き合うかで人生は大きく変わってきます。
この本はその一助になると思います。
個人的に抑えておきたいと思ったポイントを記事にしまっす。
何のために預金をするのか
何のために預金を貯めているか意識したことはありますか?
例えば、
- 子供を大学まで行かせる資金
- マイホームを手に入れる
- 5年後に計画している世界一周旅行のため etc
のように目的があるのであれば、貯めていく必要があります。
現状多くの人が「何かあった時のため」という漠然とした不安のために
預金をして備えているという状態です。
しかし、そのような漠然とした不安ではいくら貯めても不安が消える事はありません。
「何かあったとき」とはどういった状態が考えられるでしょうか
一般的には
- 病気や怪我をしたとき
- 災害に見舞われたとき
- 家族の介護などで働けなくなったとき
が考えられます。
病気や怪我をしても、日本は「国民皆保険制度」のため実質的な負担は3割負担です。
そのため、急場をしのげる預金さえあればいいです。
災害については、どこにいても発生する可能性はあります。
そのときに備えておくべきは預金ではなく災害保険や食料であります。
事情があり、仕事を辞めなければならなくなったときでも
日本は社会制度がしっかりしているため、公的機関に相談すれば
なんとかなるパターンが多いです。
目的に必要なお金だけを貯める
お金そのものには価値がなく、お金は何かと交換することで初めて価値が生まれます。
そのため、自分が使いたいことにお金を使うことをオススメします。
そのためのお金を貯めるために口座を分けて運用するのがいいでしょう。
分ける口座数は「投資」と「消費」の2つに分けて運用しましょう。
生活に必要な分のお金を「消費」の口座に入れておいて、
余るようでしたら「投資」の口座に入れるようにして、
給料日前には「消費」の口座の残高を0にするのが理想的です。
給料の一部を常に「投資」の口座に入れるようにしていれば、
いずれ目的の金額を貯めることができます。
あと、資産運用を始めてみると目的の金額まで早く貯められる可能性があります。
もちろん減るリスクはありますが、中長期的な資産運用は複利で
資産が膨らんでいく可能性が高いです。
お金の使い方
本書では「良い支出」「悪い支出」に分けています。
良い支出とは、自分が楽しい・嬉しいと思える支出のことです。
良い・悪いの価値観は使っていくうちにブラッシュアップ(洗礼)されていきます。
使わなければ価値は分からないため、気になったものにはどんどんお金を使っていくことが大切です。
結果的に悪い支出だったとしても、そういう経験をすることによって
お金の使い方を身に付けていくことができます。
お金持ちの人ほど、小さな出費にも注意を払っています。
日本の給与は権利収入
本書で独特な考え方だと感じたポイントの1つです。
日本は労働の対価ではなく、会社組織に所属していることで毎月お金を貰う権利を得ています。
所属さえしていれば、食いっぱぐれることはないため
- つらい
- 辞めたい
- 行きたくない
と言いながらも会社に所属し続けている人は多いのではないでしょうか
とはいえ、会社はいつ倒産するか分からないということは
肝に銘じておく必要があります。
お金を置くべき場所
年間に最低2~3%資産が増えなければ、インフレで目減りするというのが、海外の投資家の常識です
日本の金融機関に貯金していても超低金利のため、年間2~3%も増えることは絶対ないです。
リスクコントロールのために資産を分散させることは投資の基本となります。
実は現金預金のみのほうがよっぽど高リスクなのです。
- 商品
- 地域・国
- 通貨
- 売買タイミング
- 金融機関
っとうまく分散させることがリスク分散につながります。
借金は魔法の杖
借金についての考え方が一新される考え方だと思うます。
海外の投資家は、借金つまり他人のお財布からお金を借りることでより早く大きな資産をつくる術を知っています。
日本円で借金することのうまみは、低金利と経済の安定性があります。
金融機関や人にもよりますが、日本銀行から借りられる金利はわずか1%前後、
海外の積立投資は年に7~8%見込める商品が当たり前にあります。
借金してそのお金で海外の積立投資の商品を買えば資産を増やせる可能性があります。
現状日本政府は利払いの負担がとんでもないことになるため金利を上げることができません。
それを利用すれば資産形成のスピードを早められるかも知れません。
もちろん、借金をするということはリターンを上げると同時にリスクを上げる行為でも
あることは念頭に置いておかなくてはいけません。
終わりに
『貯金0円生活!』を読む上で抑えて起きたいポイントを紹介しました。
- 何のために預金をするのか
- 目的に必要なお金だけを貯める
- 日本の給与は権利収入
- お金を置くべき場所
- 借金は活用法
お金の管理についてがメインになっている本かと思います。
著者は不動産投資を薦めていますが、
やるのであれば念入りな調査をしたほうが良いと思います。
あと、最終章の借金周りについてはもう少し具体的な内容が知りたいとも思いました。
この辺は私の無知が原因なのですが・・・
貯金が0円でもなんとかなる方法を知りたいのであれば読んでみると良いでしょう。
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以上、βуё (o’ω’o)ノシ βуё