お金に困らないマインドを身に着けたい、たたりんです。
お金の使い方について、良い考えが学べそうな本を見つけましたので紹介します。
(2024/12/23 13:44:18時点 楽天市場調べ-詳細)
『不思議とお金に困らない人の生き方』は対話形式でお金に関する考え方が学べますので、
本を読み慣れていない方にもオススメできます。
私はお金に関する動画や書籍を読むまでは、この本で紹介されている良くない考えに染まっていました。
あとがきには
「お金との誤解を解いて、お金と仲良くなる」というのが本書のテーマ
と書かれています。
お金との良い向き合い方を考える上で読むことをオススメします。
今回は、この本を読んで良い考え方と思った部分を紹介します。
お金とは魔法の杖のようなもの
現代における魔法の杖それが『お金』です。
シンデレラの世界では、魔女が魔法の杖を振るうとドレスやかぼちゃの馬車が出てきます。
現実世界では、お金を使うことで、ドレスを着たり、馬車に乗ることができます。
意識していないと気が付かないことかもしれませんが、言われてみると納得できると思います。
私達が今の生活を当たり前にできるのは『お金』という魔法の杖があるからです。
本の内容で紹介されていたのは、『食事』です。
例えば今の世の中は、コンビニでお金をだすことでお弁当を買うことができます。
つまり、お金という魔法の杖でお弁当を出したということです。
自炊するにしても、お金で食材を購入することができます。
もしお金がなければ、
- 自分で畑を耕さなければならない
- 自分で狩りをしなければならない
といったようなことが必要になるでしょう。
お金が全てとはいいませんが、お金があれば多くの幸せを叶えることができ、多くの不幸は避けられます。
- 美味しい食事をする
- 旅行する
- 読書をする
- 映画鑑賞 etc
本書には、『お金で8割の幸せを買うことができ、9割の不幸を回避できる』と書かれています。
信用と感謝はセット
お金がある人というのは感謝される人のことでもあります。
お金が登場する以前は、物々交換が主流でした。
物々交換は、
- 自分が欲しい物を、相手が持っている
- 相手が欲しがっているものを、自分が持っている
という条件下で取引が成り立ちます。
良い取引ができれば、お互いに感謝をすることになり、
- この相手は信用できる
となり、今後の取引にも繋がります。
つまり、信用と感謝の関係が生まれます。
悪い取引をしてしまえば、それ以降の取引はなくなります。
それどころか、同じ村で取引をすることができなくなってしまうでしょう。
この物々交換を発展させたのが、お金による取引です。
この辺りの詳しい内容に興味がありましたら、本を買って読んでみてください。
お金の入り口を狭くしてしまう考え
お金が入ってくる入り口を狭くしてしまう考えとして、
お金は苦労と引き換えに入ってくるもの
という考えが紹介されています。
お金は苦労して手に入れるもの!
と考えてしまうと、それを手放すことを恐れるようになってしまいます。
- 皆さんは苦労して手に入れたものはありますか?
- それを簡単に手放したいと思えますか?
このように考えたとき、手放せない、手放し難いと思う人が大多数でしょう。
お金は欲しいモノと交換するための道具です。
モノを買う時に
同じ金額を貯めるのに、またあの苦労をしないといけないのか
と考えてしまえば、お金を手放したくはなくなってしまうでしょう。
だからこそ、簡単に手放せる必要があると思います。
理想を言ってしまえば、楽しんで稼げるのが一番です。
楽しんで稼げるようになれば、
どうせお金ははいってくるものだ!
と考えられるようになるので、気楽に使えるようになります。
幸せのハードルを下げる
お金を使うということは、欲しい物を手に入れるということであると紹介しました。
欲しい物が手に入るということは、幸せになるということに繋がると思っています。
しかし、お金を使っても幸せを感じない人は多いと思います。
そのようなときは、『幸せのハードルを下げる』と良いかもしれません。
現代は、昔に比べると格段に豊かになっています。
しかし、豊かさを享受しすぎていて、それが当たり前になってしまっています。
当たり前のものには幸せは感じにくいものです。
例えば、食材の値上がりなんかはイメージし易いかもしれません。
現代は、スーパーやコンビニで安価で新鮮な食材を仕入れることができます。
しかし、昨今の事情により値上がりが相次いでいます。
そして、ネガティブなニュースなどで報道され不幸せな気分になっているでしょう。
でも、その食材が自分の手元に届くまでの手間暇を考えてみると、
今までが安すぎたと思えるでしょう。
もちろん、不当に高いお金を払う必要はありませんが、
- 自分で育てる手間暇
- お金と交換できる利便性
を考えるとお金を使うことで食卓に彩りを添えられるのは幸せなことでしょう。
(まぁ、値上がりなんて無い方が消費者としてはありがたいんですけどね)
他には、お金を払うだけで当たり前のように
- 衣食住の確保
- 各種インフラが使える
というのは、大昔の人からすると羨ましがられることでしょう。
「人から見た正解」ではなく、「自分から見た正解」
本書には以下のように書かれています。
本当に大事なのは、「人から見た正解」ではなく、「自分から見た正解」。そして「自分から見て正解かどうか」は「自分から見た幸せかどうか」で決まる
これは、お金の使い方よりも、自分の価値観を考える上で大切なことでしょう。
20年くらい前には、
自己中心的な虫、自己チューが増えてきています。
といったCMがありました。
これは、
他人と協調するように洗脳していた
と今では思っています。
もちろん、他人に迷惑をかけるような行為はいけませんが。
「人から見た正解」ばかり気にしていると、「自分の幸せ」は遠ざかって行ってしまいます。
その典型例は、世間一般で言われている当たり前のことでしょう。
- ○○歳なら結婚しているのが当然
- ○○歳なら家を持っているのが当然
- 大人なら良い車を持っているのが当たり前
といったような、世間一般に言われているようなモノは
自分の幸せとお金を遠ざけてしまいます。
(これらはどこの世間一般だよっと常々思っていますが)
実体験として私は学生時代に
テレビドラマを見ていないのはおかしい
のようなことを言われました。
私は、テレビドラマが苦手です。
正直に言ってしまえば嫌いです。
見てないせいで周囲と会話が合わないことはありましたが、どうでもいいことでした。
もし、無理に視聴するようになってしまえば、
自分の時間と不快感を増幅させるだけで終わってしまったことでしょう。
他人に言われたからというので、行動していては、
常に他人の視線を気にし続ける人生になってしまうでしょう。
「他人からどう見られるか?」よりも「自分にとって何が幸せか?」
と考えることが自分と周囲を幸せにできるでしょう。
終わりに
以上、『不思議とお金に困らない人の生き方』の感想でした。
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他にも
- お金を使うことで、自分には作り出せないものを人から買うことができる
- ネガティブな使い方をするといつまでも満たされない
- 「価値がある」に重きを置き続けると、「価値を提供しない人間には価値がない」という呪縛が生じる
- お金の勝ち負けレースから抜け出すにはお金への執着をなくす
- 日本は税金で安全を買っている
- お金は手段であり、目的にしてはいけない
- 忙しい方が安心できるという心理
- すべての不安は未来に対するもの
など、お金との向き合い方を考える上で大切になりそうなポイントがありましたが、
上手くまとめきれなかったので割愛しました。
気になった方はぜひ買って読んでみてください。
たまに
お金を稼いでいるのは汚い
大金を持っている人はズルいことをしている
汗水たらして働かなくてはならない
といった考え方を持っている人がいると思いますが、
これらの考え方はお金を遠ざける考え方だと思っています。
この辺りも本書を読んで見れば分かるでしょう。
お金との向き合い方は人生で大切なポイントとなると思います。
その大切なポイントの一助になる本でしょう。
対話形式の本は、個人的には読みやすいと思っておりますので、
読書が苦手な人も一度読んで見てください。
お金の使い方は人生を幸せにするのに直結するでしょう。
以上、βуё (o’ω’o)ノシ βуё