カードゲームでのデッキの枚数について~基本は薄いほうが良い~
やっぱ自分はカードゲームが好きなんだなぁっと感じている、たたりんです。
カードゲームで遊ぶときは必ずデッキを組むことになります。
ゲームとして下限が決まっているもの
- MTG
- 遊戯王OCG etc
プレイしながらデッキを組み立てていくもの
- Slay the Spire
- ドミニオン etc
といった感じにあると思います。
事前に準備しておくゲームとその場で組むゲームとありますが、
どちらにも共通するのが、
デッキ枚数を何枚にするか?
というのは、一つの悩みのタネとなるでしょう。
今回は、
デッキ枚数について
個人的な考えを紹介します。
デッキ枚数というのは、カードゲームに置いての基礎になります。
使いたいカードをドンドン入れていったらデッキが膨らみすぎるというのは、
カードゲームをやったことがある人あるあるだと思います。
デッキ構築の一助にでもなれば幸いです。
できるだけ薄くする

カードゲームにおいて、デッキの枚数は、
可能な限り薄くする
というのが基本になります。
事前に準備するタイプのカードゲームは下限が決まっています。
40枚とか60枚が基本となるでしょう。
で、可能な限り薄くというのは、その下限になるようにデッキを構築するという意味です。
強いデッキを紹介している動画なんかは、基本下限にしていることが多いです(個人調べ)
理由としてはシンプルに、
デッキのコンセプトとなるカードを引きやすくするため
例えば、コンセプトとなるカードを1枚しか入れていない場合、単純に引ける確率は、
- デッキ枚数が40枚なら、40分の1(2.5%)
- デッキ枚数が60枚なら、60分の1(1.6%)
- デッキ枚数が80枚なら、80分の1(1.25%)
- デッキ枚数が100枚なら、100分の1(1.00%)
のように、デッキ枚数が厚くなればなるほど引ける確率は減っていきます。
もちろん、実際に組むときには、サポートカードやドローカード、メタ対策のカードなど色々と入れることになりますが。
複数枚投入して、引ける確率を上げたりもします。
デッキ構築型のカードゲームでも同じですね。
最初から使えるカードは基本最弱なので、デッキから消せる時に消しておいて、
コンセプトとなるカードを引きやすくしておいたほうが良いでしょう。
盛れば盛るほど良いものもありますが、カードゲームにおいては、薄いほうが基本となります。
厚くする場合

前項では、デッキ枚数は基本薄くしたほうが良いと書きましたが、
厚くしたほうが良い場合
もあります。
例えば、
- キーカードが手札に来て欲しくない場合
- デッキが厚いほど勝利点が増える場合
- カード同士のシナジーがあるため、厚くしても問題ないと判断できる場合
といったところですかね。
わざと厚くしたほうが強くなる場合もあります。
具体例として、私がドミニオンで遊んでいた時のことですね。
このゲームは簡単に説明すると、
場に出ているカードを貨幣カードを使って購入して、デッキを強化して勝利点カードを集めていって、最終的に勝利点カードの合計値が多いプレイヤーの勝ちとなるゲームです。
具体的なことは、プレイ動画なりを見てもらうとしまして、
勝利点カードは基本固定値なのですが、1種類だけデッキ枚数に応じてポイントが多くなるカードがありました。
周りは、高い勝利点カードの購入をするという手法を取っており、取り合いでは勝ち目が無さそうに見えたので、デッキを厚くしてポイントを稼ごうという手法に出ました。
途中で狙いに気が付かれましたが、この手法は後追いが不利になるので、追従されることは無かった・・・と記憶していますが怪しいところですw
結果的に、1位は取れませんでしたが、良いところまで行けたかと思います。
低い勝利点カードは安く取れますし、塵も積もればなんとやらです。
こうした戦略を取るときは、デッキを厚くしたほうが良いです。
ただ、デッキを厚くする構築は、基本からは外れているところがありますので、慣れていない間は、基本に忠実にしたほうが良いです。
終わりに

カードゲームにおいて、デッキ枚数は基本薄いほうが良いです。
ただし、わざと厚くするという構築もあるということは覚えておきましょう。
正直、色々試してみないと分かりませんからね。
実際に回してみると、思ったよりも使えないというカードがあれば、想像以上に働いてくれるカードもありますからね。
後は、トップTierみたいに紹介される構築の対策をどうするかですね(勝ちに行くのであれば)
多くの人が紹介している=強い
ということもあり、似たデッキを組む人は少なくありません。
多く使う人がいれば、対策が刺さるということも多くなります。
とはいえ、その対策ばかりに特化していると、別のデッキに勝てなくなったりとバランスが難しいところです。
そうしたところに個性が出てくるでしょう。
私は、ロマンばかり追い求めているので、強いデッキが組めません。
強いテーマの中にロマン(シナジーなしの不純物)を入れる構築ばかりしてしまいますからね。
とはいえ、楽しみたいのであれば、そうした視点も大事になってくるでしょう。
勝つために色々考えるのも大事ですが、デッキを組んで自分が楽しめるか?という視点も大事でしょう。
カジュアルの中にガチ勢がいるとバランスが悪いですからね。
ゲームなんだから楽しんでなんぼ!ということは忘れないようにしましょう。
以上、βуё (o’ω’o)ノシ βуё
