ロマン型のデッキを組み続けたい、たたりんです。
コロナ流行前までは、月1回程度で友人たちと集まり、
MTGの統率者フォーマットで遊んでいました。
統率者フォーマットについては、公式の下記サイトを参考にしてください
今回は私がよく使う
『迷路の終わりデッキ』を紹介します。
一つのロマンを求めた結果、迷走したデッキとなっております。
デッキパワーレベルとしては、
4,5当たりになるかと思います。
デッキレシピは下記リンクに貼ってあります。
デッキコンセプト
デッキを組む上で
土地で勝つデッキ
をコンセプトに考えていました。
その時に見つけたのが、『ドラゴンの迷路』で登場した『迷路の終わり』です。
このカードは、効果起動時に条件さえ揃えば【ゲームに勝利する】という
とても強力()なカードです。
誰も使う人がいなさそうなこともあり、コレをキーにしてデッキを組んでみました。
統率者
コンセプトを決めたら、次は統率者を考えます。
統率者フォーマットでは、
統率者の固有色しかデッキに入らない
という固有のルールがあります。
『迷路の終わり』で勝つという目標があるので、
選択肢は必然的に5色統率者になります。
一番良いのは『不屈の巡礼者、ゴロス』だと思います。
場に出るだけで土地カードをサーチできるので、『迷路の終わり』と相性は抜群です。
しかし、『不屈の巡礼者、ゴロス』は統率者フォーマットでは禁止カードとなっています。
次に考えた候補は、『始祖ドラゴン』と『帰還した王、ケンリス』です。
『始祖ドラゴン』はドラゴン・クリーチャーが攻撃するたびに、
ドローと手札のパーマネント展開ができます。
『帰還した王、ケンリス』は色ごとの起動型能力をもっており、
汎用性があります。
コストと汎用性から、今回は『帰還した王、ケンリス』にしました。
(『始祖ドラゴン』は現状、入手が困難ですし・・・)
デッキの運用法
デッキの回し方を決める上で、勝ちパターンというものを考えてみます。
このデッキの場合は、
『迷路の終わり』と他に土地が10枚でている状態で
『風景の変容』を唱えると想定しています。
『風景の変容』の効果で足りてない門タイプの土地を持ってくれば、
『迷路の終わり』の効果で勝利することができます。
とてもシンプルです(決められるとは言わない)
土地を並べるには?
次に合計で土地を11枚並べるには、どうするかを考えました。
MTGは【毎ターン土地を1枚しか置けない】というルールになっています。
その制限を回避するかが重要です。
私が注目したのは、
- 土地を追加でプレイするカード
というものです。
クリーチャーでは『迷える探求者、梓』
エンチャントでは『踏査』
などがあります。
この能力のメリットとデメリットは下記のとおりです。
手札で腐る土地が減る
手札に土地がないと悲しくなる
土地を追加でプレイできるカードはwikiを参考にしてください。
能力を活用するには?
土地を追加でプレイできても、土地が手札になければ能力は活かせません。
そこで手札以外からプレイする方法を模索してみました。
ライブラリーからプレイできる『ムル・ダヤの巫女』
墓地からプレイできる『世界のるつぼ』
といったカードを使えば、手札以外からも土地をプレイできます。
大量ドローもありですけどね。
ただし、大量ドローは対戦相手に警戒されてしまいます。
キーカード
このデッキのキーカードは『精力の護符』です。
このデッキは『迷路の終わり』や『門』など、【タップインの土地】が多く搭載されています。
タップインの土地はテンポがおそくなり、行動が後手になることが多くなってしまいます。
精力の護符が出ていれば、アンタップインになりますので、テンポがだいぶ変わります。
手札にあったら優先的煮出しておきたいカードです。
要注意カード
このデッキで特に注意すべきは、下記の2枚です。
5色デッキである以上、特殊土地に頼ることは多いです。
また、マナ加速も土地に依存しているため、特殊土地を封じられると、
相当にきついです。
これらのカードが出てきたら優先的に破壊していきたいです。
色事故対策カード
5色デッキなので、色事故は起こりやすいです。
そのための対策として、好きな色マナを出せる置物があると、
色事故が起きる確率は減ります。
例えば以下のカードです。
これらのカードは『血染めの月』の対策にもなります。
コンボ紹介
デッキを組む上でコンボは必ず入ることになるでしょう。
単体のカードパワーは弱くとも、組み合わせると壮大な力を発揮することは
よくあることです。
今回紹介するデッキに搭載しているコンボがいくつかありますので、紹介します。
突撃の地鳴り+ギトラグの怪物
手札の土地を捨てると、ダメージ+ドローという組み合わせです。
『突撃の地鳴り』の効果で手札の土地を捨てると、
『ギトラグの怪物』の効果が誘発します。
引きが良いときはコレだけで盤面制圧をすることができます。
壌土からの生命+交易路
『交易路』の効果で、土地を捨てて1枚ドローし、
『壌土からの生命』の効果で墓地に落とした土地を回収します。
『壌土からの生命』は【ソーサリー】ですが【発掘】効果で、
何回でも使うことができるため、マナがある限りドローし続けることができます。
不断の霞+世界のるつぼ
戦闘ダメージを受けなくするコンボです。
『不断の霞』は唱えたターンの戦闘ダメージを受けなくします。
唱えたときに【バイバックコスト】として【土地を生贄に捧げる】と
『不断の霞』を手札に戻すことができます。
生贄に捧げた土地は、『世界のるつぼ』の効果で墓地からプレイすることで
土地が減っていくのを防ぐことができます。
終わりに
以上、デッキ紹介でした。
このデッキは【土地を使う】を主軸に考えているので、
デッキに入っている殆どのカードが
【土地に対して何か影響させる】
というのをベースに構築しました。
そのためドローも土地頼みです。
真面目に勝つつもりなら、
ドローとサーチをもっと増やすべきなのでしょうが、
それだと『迷路の終わり』をコンセプトにする意味が
薄れそうなので辞めました(そもそも勝つつもりなら『迷路の終わり』は使いません)
少し前までは『概念の群れ』を統率者にした半エレメンタルデッキになっていたのですが、
その時の勝率は、
- 土地を投げたダメージで勝つ:4割
- エレメンタルで殴り勝つ:5割
- 『迷路の終わり』の効果で勝つ:1割
くらいになっていました。
(コンセプトはどこに行ったのやら・・・)
このデッキは友人たちからは
ちょっと土地の枚数少なくない?
とよく言われます(嘘)
MTGは基本的にデッキの3分の1程度を土地にするのがメジャーです。
そこをあえて崩してみるのも面白い試みでした。
統率者フォーマットの面白いところは、
- 新しいカードと古いカードを混在させることができるデッキが組める
- 他のフォーマットでは弱いカードが強いことがある
という点だと思います。
古いカードしかもってない人でも遊べるフォーマットなので、
昔やっていた人はぜひやってみてください。
4人対戦という特殊なルールなので、使ってみたかったカードが活躍するかもしれません。
カードゲームショップでも大会が開催されていることもよくあります。
また何かデッキを組んだら紹介しようと思います。
以上、βуё (o’ω’o)ノシ βуё