『これは後に厄災と呼ばれる英傑が生まれる物語である』というキャッチコピーを思いついた、たたりんです。
今回は、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の感想となります。
© Nintendo ©コーエーテクモゲームス All rights reserved. Licensed by Nintendo
え?少し古い作品?(発売日:2020年11月20日)
いいんだよ、俺がオモシロイと思ってるんだから。
面白い作品に新しい古いは関係ない!その時に気持ちが大事なんだ!
プレイ自体は発売されてからすぐにやったのですが、
改めて最初からやると、新しい発見もありました。
(当時はメインストーリーだけ終わらせて、最後までやり込まず、DLCもやっていませんでした)
通称は『ブレワイ無双』かな。
感想なので、ネタバレ満載となります。
また、関連作品である『ブレスオブザワイルド』(以下、ブレワイ)『ティアーズオブキングダム』(以下、ティアキン)のネタバレにも注意です。
(2024/12/23 10:00:40時点 楽天市場調べ-詳細)
(2024/12/23 10:00:41時点 楽天市場調べ-詳細)
後の作品である、ティアキンの伏線的なものが、ここにあったのかと思う発見は面白かったですね。
感想を書く時の基本方針はこちら。
総評
賛否はあるみたいですが、個人的には好きなストーリーでした。
難易度ノーマルでEDまでは30~40時間程度になるでしょう。
HARDでも問題無くクリアは出来ますが、それ以上はやり込みたい人向けだと思われます。
強い武器が出るとかそういうのはなく、敵からのダメージが上がって、固くなるらしいので、ストーリーを楽しみたい人は、ノーマルHARD当たりでいいでしょう。
メインストーリー以外のサブクエスト(各種チャレンジ)の数が多いので、
その分、クリアまで時間が掛かるでしょう。
サブクエストを最小限(キャラの強化系)に絞れば、20時間程度でクリア出来ると思います。
全キャラまんべんなく育てるよりも、使用頻度の高い(強制出撃の機会が多い)リンク、次点で、ゼルダ、インパ当たりのレベルを上げておき、他はルピーでレベルを上げるというのがいいでしょう。
武器の強化にもルピーは必要なので、ルピー不足にいつも悩まされるでしょうw
システム的な欠点として、終わったクエストを隠せる機能がほしかったですね。
数がかなり多いので、終わったものは隠していかないと、分かりにくくなってしまいます。
ストーリーとしては、ブレワイのIFとしてみれば、全然ありだと思っています。
ブレワイに登場するキャラクター(主に英傑、王家、シーカー賊、イーガ団)が好きな人は、キャラの掘り下げとしてやる価値はあります。
特に、ゾーラ姉弟の会話シーンは、ブレワイをやったことがある人なら涙なしには語れないでしょう。
ハイラル王とゼルダも、ブレワイ本編で語りたかったことを語り合えたんだろうなぁと思えます。
ストーリー的にはブレワイの100年前、厄災ガノンが復活する少し前から物語は始まります。
操作性は無双シリーズをやったことがある人なら、すんなり受け止められると思います。
(まぁ、私が最後にやった無双シリーズは20年近くも前なんですけどもねw)
ソレに加えて、ブレワイらしい機能
- シーカーストーン
- ロッド
が加わっています。
敵の攻撃に合わせてシーカーストーンの効果を使うと攻撃チャンスとなり、上手く使えると戦闘が楽になっていきます。
また、属性相性もあるので、ロッドも積極的に使っていくといいでしょう。
敵は、モリブリンが無駄に強いということを忘れないように!
ゲージが出る枠では一番弱いだろうけど、ブレワイやティアキンと比べると強く設定されています。
雑魚の中に紛れるリーダー役みたいなものでしょうからね。
属性モリブリンや属性ライネル、属性ヒノックスはティアキンにも出してほしかったと個人的に思っています。
アイテムや食事など、ブレワイを知ってる人なら、楽しめる要素がいくつもあり、
ブレワイ無双をやったあとに、ブレワイをやり直してみるのもありかもしれません。
(問題はそれをやる時間がなかなか確保できないということです)
ゲームの進行度に応じて、トップ画面の状況が変わっていくのも面白みがありますね。
ストーリーの感想
OP
ゲームを開始すると、乗っ取られたガーディアンがハイラル城を壊しているところから始まる。
町は破壊尽くされていく。ブレワイでは城下町はもう無くなってたからね。
このガーディアンの群れに襲われたら、一般兵じゃ対処できないよな。
そこで封印の力に目覚めるゼルダ。
ブレワイで最後の記憶のシーンだね。
それに呼応するかのように、ゼルダの研究室ですべてを変えるガーディアンが起動する
コレはブレワイ無双オリジナルのガーディアンで、こいつが全てを変えるきっかけになる。
ゼルダの想いに応えるように、何かの力を発揮する。
古代シーカー族が作ったことを考えると、当時のハイラル王は恐れてしまうのが分からなくもない・・・。
ガーディアンを作ったのも古代シーカー族だしな。
何かやってるのを察知したのが、乗っ取られたガーディアンに狙われる。
ビームを避けようとして、渦に飲み込まれていく白ガーディアン。
それを追いかける、ガノンの怨念。
この2つが過去に遡ることで、物語は始まる。
ハイラル平原の戦い
OPが終わると、(壊れてない時の)ハイラル城が映る。
この城がもうすぐ壊れるんだよなぁ。
そして、ハイラル王の演説が始まる。
王自ら声をかけ、兵士を鼓舞してるんだろうな。
その中には、一般兵士時代の我らが厄災英傑、リンクも紛れていた。
いや、なんで一人だけ兜被ってないのよ・・・w
といったところで、ムービーが終わり、操作ができるようになる。
チュートリアルも込みで操作方法を覚えていこう!
キャラクターによって色々と違いがあるから、癖は覚えておこう!
こうして、ボコブリンは犠牲になっていく。
強敵相手は注目することで、残HPを見ることが出来るから活用していこう!
しかし、モリブリンが強敵枠かぁ・・・。
ブレワイ、ティアキンでは強敵ってイメージはないなぁ・・・。
おそらく、封印の力の影響で弱くなったのだろう。知らんけど
拠点のシステムは、無双シリーズからだな。
敵を殲滅したら拠点をもらえるってシステムは好きだわ。
2つ目の拠点をクリアすると、イベントが発生。
OPにいたガーディアン(電池切れ)と運命の出会いを果たすリンク。
そこに、ボコブリンの群れに追いかけられているパーヤ・・・じゃなかった、インパがやってくる。
若い頃のベースはおそらくパーヤだろうね。
祖母と孫の関係だし、祖母のままじゃ出せないからね。
この時はまだ真面目ちゃんって感じだね。
プレイヤー目線だと「いや、この程度ケチらせるでしょ」って思ってしまう。
操作キャラクターだということは、事前に伝わっているからね。
まぁ、シーカーストーンをゼルダに届けるために逃げる方を選んでるんだろうけどね。
そして、ドジっ娘属性を発揮してしまう。
その後何故か起動するシーカーストーン
ガーディアン(以下:テラコ)も再起動。
シーカーストーンの何かが反応したのか、テラコの停止状態の時の機能なのかは分からんな。
どっちやろなぁ。
飛んできたシーカーストーンをキャッチしてそのままボコブリンの群れに突撃しようとするリンク
ナイスキャッチ!
リンクがシーカーストーンを手に取ったからなのか、シーカータワーが地面から生えてくる。
一つタワーが反応したということは、各地のタワーも・・・。
各地は大騒ぎだろうな。
ここから、テラコがリンクに付いて行動するようになる。
まぁ、何かあることもないんだけどね。
インパからシーカーストーンを預かり、
少し進むと、シーカーストーンの機能がアンロックされる。
この時点では、リモコンバクダンとアイスメーカーだけだね。
シーカーストーンの能力を上手く使えると強敵との戦闘がかなり楽になる。
残りは、後でアンロックされる。
道中でインパが操作可能になる。
キャラクターは最大4人を切り替えることが出来るので、上手く切り替えると、時短になる。
キャラごとに動きも違うし、シーカーストーンの使い方も変わってくる。
ファイアウィズローブを倒すと、ファイアロッドが手に入る。
属性攻撃は一時的に敵の動きを止められるので、強敵相手に便利。
ブレワイ、ティアキンと違い、弱点属性で即死させる効果はない!
あとはモリブリンの群れを倒してステージクリアっと。
この戦での活躍から、ハイラル王に目をつけられるリンク。
テラコとシーカータワーについて考えるインパだったが、
何も分からないということが分かる。
・・・若い頃のインパは脳筋だった説。
城に戻ったところで、ゼルダ登場。
インパの無事を喜ぶゼルダと預かったシーカーストーンを渡すインパ、
臣下の礼を取るリンク。
こうしたポーズを取るリンクを珍しく思ってしまう。
だいたいブレワイとティアキンのせいで好き勝手回ってたイメージが強すぎるからな。
ゼルダに向かって飛び出してきたテラコをリンクが捕まえる。
テラコは離せーって言ってる感じが面白いのよな。
一兵士として、姫殿下に不審な存在を近づけるわけには行かないものな。
動いてるガーディアンに興味がありそうなゼルダ。
そして、テラコからシーカーストーンでメッセージを受信した感じに。
そこには重要なメッセージが。
王立古代研究所へ
テラコ内部にある情報を解析するために研究所へ向かうこととなる。
その中には、護衛役として抜擢されたリンクの姿も。
インパが手を伸ばすと逃げるが、ゼルダの足元には居続ける。
まるでネコのようだw
しかし、なぜ慕ってくれているかは分からない。
幼い頃のことだったし、その後は力の修行とかでバタバタしてたんだろうなぁ。
テラコが警告音を出すが、ゼルダとインパは今後の話を続けている。
テラコが指(?)指す方向にはガーディアンがあり、怨念がインストールされようとしている。
それに気がついたリンク。
ガーディアンの狙いがゼルダだと気がついたリンクは、急ぎゼルダのもとに駆け寄り、
ビームをパリィする。
いや、こんなの初見でパリィ出来てたまるか・・・。
ここ、実はビームをパリィ出来るヒントだったのかもしれない。
間一髪、ビームを弾くことに成功し、
ガーディアンから逃げ出そうとするが、その先には魔物の群れが。
ゲーム中はゼルダを護衛しながら目的地を目指すことに。
護衛系は正直面倒なところがあるのよね・・・。
全滅させないと進んでくれないことがあるから。
道中でマグネキャッチとビタロックが開放される。
コレでシーカーストーンの能力は全部開放。
道中でアイスロッドも入手。
敵から、装備を盗むのはブレワイオマージュになるのかな・・・。
ある程度進むと、ガーディアンがダイナミックに追いかけてくる
コレは戦わずに逃げよう(倒せるにしても面倒なので)
ゲームメッセージも倒さずに逃げろってでてくるし。
ある程度すすむと、テラコが朽ちたガーディアンを起動して
ビームを乗っ取られたガーディアンに当てる。
テラコって司令機みたいな役割も持っていたのかもな。
道中でエレキロッドもぶん取る。
敵の武器も使えるなら奪う。この世界では普通だな。
道沿いにあるガーディアンを再起動して行く。
後半にゼルダも操作可能に。
一般兵士よりも大暴れする姫様(護衛対象)
2機目は起動しても、攻撃が当たる範囲に乗っ取られたガーディアンがいないので、誘導する必要がある。
このために操作可能になったようなものだからね。
弱った後はガーディアンを倒してステージクリア。
その後は王立古代研究所へ(ムービー)
研究所内へ入っていくゼルダたちの背後には謎の存在が。
ここで襲ってこないということは、敵側もまだ万全じゃなかったんだろうなぁ。
ロベリー初登場。
若い時だからブレワイ、ティアキンとは印象が違って見えるが、
話し方はルー語だわね。
無駄に良い声しやがって。
チェッキーこと、プルアも初登場。
ティアキンの時に近い状態だけど、まだまだ元気が有り余ってる感じがあるな。
チェッキーは華麗にスルーされてしまう。
プルアとロベリーからテラコに関する研究結果を聞き、
今のままでは対策が足りないと感じてしまう。
厄災を封じる決意を改にする。
ハイラル王にも焦りが出ている。
4神獣の繰り手の使者にゼルダを出すことで、一つの信頼を現しているだろう。
王としての振る舞いと同時に、娘を思う親としての心情もある。
だから、旅立つときには見守っている。
次のメインストーリーは好きな地方を行けるので、プレイヤーの好みが出てくるな。