とりあえずで質問が来ることが増えている気がしている、たたりんです。
最近、仕事で分からないことがあったら、一度私に聞いてから、上位者に聞くという流れになっている気がしています。
いや、なんで・・・っと思うこともしばしばです。
私が役職付きならまだしも、ちょっと早く現場に入っただけなんですよ・・・。
この聞かれたことに対して、答えを教えるっというのは、
まぁ、ある意味ではとても楽です。
しかし、また同じことがあると、また同じことをしてあげなくなり、
自分の時間と相手の時間の両方が奪われます。
さらに、別の人が困ったときに、結局私のところまで来てしまうということになってしまいます。
このままでは、私の時間がかなり損をすると、思うようになりました。
(何度も同じことを聞く人もいますし)
どこで聞いたか、忘れましたが、
魚を与えるのではなく、魚の取り方を教える
ということを意識するようにしました。
手順書があっても読まない人も多く、
せめて手順書を読んでから質問してくれ・・・って何度も思いましたね。
- 書いてあるところが分からなかった
- 見落とした
というのであれば、全然構わないんですよ。
だって、人間はミスをする生き物なのですから。
ただ、全く読まないで聞きに来るのは、どうかと思います。
そういう時は、まずは手順書の書いてある場所を教えるようにしています。
手順書の場所が分からなければ、手順書の場所を教えます。
手順書に乗っていないことであれば、自分の分かる範囲で教えます。
といった風にしたところだいぶ、楽になった気がしています。
前までは、自分で操作するなりして、答えを出していましたが、
そうするのは、お互いのためにならないと思うようになりました。
といったところで、今回は私なりに、
教えるときに気をつけているポイント
を書いておきます。
新しい現場に配属されると、
分からないところがあったら聞きに来てね
とよく言われます。
個人的に、あまり好ましくありません。
このように伝えてしまうと、調べる前に聞くということをしてしまい、
調べる行為をしなくなってしまう可能性があります。
また、何が分からないのか?というところを明確にせずに、聞きに行ってしまうことがあります。
この状態では、教える側も困惑してしまいます。
- 何がしたくて、何がわからない
といったことを伝えるのが大事です。
まぁ、一番困るのは、分からないまま放置されて、
期限になってから、実は分かりません・・・なんて言われることですけどね。
解き方を教える
私が最近意識するようにしているのは、
答えを教えるのではなく、解き方を教える
ということです。
序文でも書きましたが、
- 魚を与えるのではなく、魚の取り方を教える
ということです。
聞かれたことに対して、
- 〇〇は☓☓すればいい
- それは、〇〇だよ
みたいに、答えを直接教えるのではなく、
- 〇〇は手順書の☓☓と同じだから試してみて
- 資料として、〇〇があるから参考にして
みたいに、直接答えを教えるのでなく、答えにたどり着くまでの道筋に必要な情報を教えるようにしています。
それでも、分からなければ、直接答えを教えるようにしています。
最初から答えを教えるのでなく、道筋を示してあげることによって、
次からは、同じ質問をしなくなったり、似たようなことに応用を利かせられるようになります。
情報を与えた結果、答えにたどり着けなくても、自分で調べるということをすることで、
次から気をつける点などにも気がつけるようになるでしょう。
答えを教えることで、そこにたどり着く道筋に気がつける人もいます。
答えを得るために道筋を提示することは、成否にかかわらず、次に繋がることになるでしょう。
相手の理解度を考える
物事を教える上で、
相手の理解していること
も考えておく必要があります。
自分の常識は相手の非常識
ということを意識しておくといいでしょう。
業界に入ってきたばかりの人に、業界用語で話しても、相手はちんぷんかんぷんで右から左に流れていってしまうでしょう。
また、別の業界と同じ文字で違う意味を持った言葉を使うと、解釈の異なった行動をしてしまいます。
例えばですが、IT業界でPTという略称があります。
私の体感ですが、この略称は多くの場合では『単体テスト』を示している場合が多いです。
ですが、現場によっては『結合テスト』『総合テスト』を指すことがあります。
このように、同じ文字でも、違う意味を持った言葉を指す場合がありますので、ここも注意しておいたほうが良いです。
相手が理解していることを把握していないと、いくら教えても理解してもらえないでしょう。
正直、他人の知っていることなんて分からないものです。
そこを上手く引き出すのも、重要なファクターになるでしょう。
言葉にはできなくても、理解していることもあります。
いい感じにコミュニケーションを取って、相手との親睦を深めておくと、
相手の理解していることについての把握ができるでしょう。
終わりに
人に教えるときに気をつけているポイントでした。
今の現状、何故か私に質問してから、より詳しい人へって流れが多くなっているので書いてみました。
まぁ、質問されることは全然構いませんのよ。
同じチームとして働いているわけなのですから。
ただ、コッチの時間を使っているという意識を持ってほしいのです。
特に忙しいタイミングに、意図の分からない質問をされると、腹が立ちます。
- 〇〇がしたいのですが、手順書に書いていなかったのでご存知だったら、教えて下さい
というのでしたら、知っている範囲であれば教えるのは構いません。
- 〇〇なのですが、見てもらえませんか?
って言われても、何がしたいの?というのが読み取れないので、見ても何も分かりませんが・・・?ってなってしまいます。
目的の形が分かっているものに対してだったら、策は打てるかもしれませんが、
目的の形が分からないものを見ても、解決策は出せませんよ・・・。
質問をする側は、
- 何がしたいのか
ということを明確にしていほしいです。
私も新人ときによくやらかしていたので、気をつけていることですが・・・。
相手の求めている答えを予想することができるのでしたら、
ソレに合わせて答えを探すための道筋を示すことはできるでしょう。
知っていればですが・・・。
仕事をするうえで、コミュニケーションは大事です。
仕事の9割はコミュニケーションともいわれています。
コミュニケーションが取れるだけでクライアントから評価されることもあります。
質問をするということも一種のコミュニケーションです。
相手にどう受け取ってもらえるかということも、想像しておくと良いでしょう。
着地点がわからなくなってきたので終わる!
以上、βуё (o’ω’o)ノシ βуё
PS.やっべ、サブタイトルのことあまり触れてないや