物珍しい商品にはアンテナを貼りたいかもしれない、たたりんです。
少しテレビで『透明醤油』の開発経緯みたいなものを見かけました。
(番組名とかはおぼえていませえんが)
(2024/12/24 06:55:57時点 楽天市場調べ-詳細)
私自身は前からこうした商品があることは知っていましたが、
開発した経緯やヒットした理由が見れたのは
なるほどなぁ
と思いました。
結果論的な部分はありますが、今回はその感想を書いていこうと思います。
なんでヒットしたのかを知ることは、
- 商品を売りたい人
にとっては参考になることは多いかと思います。
記憶をベースに掘り起こしているので、間違いがあったらごめんないさいということで。
新任社長の挑戦
透明醤油の開発に移れた経緯として、
新任した社長が業界の素人だった
ということもあると思います。
業界の素人だったからこそ、
業界の常識に囚われずに商品の開発に移れたのかもしれないです。
後述しますが、試作の段階で古参社員からは反対の声は多かったようです。
それでも、社長が
私は業界の素人だ。懸念していることは分かる。失敗したら笑えば良い
といったことを言い、責任を取る覚悟を見せたことで開発に移れました。
もし売れなければ、文字通り笑いものになり、古参社員の操り人形になったことでしょう。
結果的には大ヒットしたことで、事なきを得ましたが、
失敗した時のリスクは充分に高かったでしょう。
それに見合うリターンもありましたが。
業界を知らないからこそ、新しいことに挑戦することができたのだと思います。
古参社員からは反対の声
昔からいる古参社員からは反対の声も多かったそうです。
どこの会社の開発できるのに売っていないから結果は見えている
売れても物珍しさの一発屋終わる
刺し身や寿司に使いたいとは思えない
同業者から笑いものにされる
こうした反対意見もあったそうです。
たしかに、古参社員が懸念していることも考えて置くべきです。
反対意見を無視して、無理に開発を進めたら、どこかで反発を招くだけでしょう。
同じ会社に努めている人は、敵ではなく味方です!
真新しいことを始めるなら、ベテランの意見を聞いておくことは大事です。
反対意見もリスクを考える上では重要な指標になります。
反対意見というのは想定されるリスクでもあります。
それはキチンと想定しておく必要があります。
最悪を避けるためにも反対意見には耳を傾けておくべきです。
まぁ、
- ただ理由もなく感情で反対しているだけ
- ポーズだけ
という場合もありますが・・・。
(どこぞの政治家ではありませんが)
今回の反対意見はどれも一考する価値があると思えました。
用途
開発のきっかけになったのは、
- 飛び散った時に服が汚れてしまう
ということでした。
実際に服に醤油をこぼしてしまった経験がある人は多いでしょう。
特に白い服に醤油シミというのはとても目立ちます。
幼い子供は食べ散らかしちゃうことも多いので、その対策的な用途を想定していたと思います。
ただ、想定していなかった使い道として、
- 料理を変色させない
というところに着目した料理人がいました。
- 素材の色合いを残す
というところをうまく活用しているようでした。
この点が大ヒットした要因でもあるでしょう。
終わりに
以上、『透明醤油がヒットしたこと』についての感想でした。
供給はあまり無いと思っていても、思いの外ヒットした例だと思っています。
- 醤油の色を出したいときには今までの醤油を
- 醤油の色味を出したくないけど、醤油を使いたいときには透明醤油を
といった選択肢が持てる様になったのは画期的だと思います。
とはいえ、似たような商品を出しても、ヒットしないかもしれません。
透明化することによるメリットがある調味料は個人的には思いつきません。
ヒットした商品が、
なぜヒットしたのか?
ということを考えることは、次のヒット商品を出す上で大事だと思います。
- 長期ヒットし続けそうか
- 短期で終わりそうか
こうした事も考えておかないと、
ブームが終わってから商品を出すことになることになるかもしれません。
特に食事系のブームは広がるのは一瞬ですが、終わるのも早いです。
ヒットした商品を見つけたら、なぜヒットしたのかを考えていきたいです。
以上、βуё (o’ω’o)ノシ βуё
PS.いくら考えてもわからない時もありますが。