時間が有り余っているときに何をやりたいかを考えておきたい、たたりんです。
先日FIRE(早期リタイア)に対して、興味深いツイートが回ってきました。
地道に貯蓄とインデックス投資して40代後半くらいで清貧FIREした人を何人か知ってるけど大抵2,3年で年金ひ細々生きてる寂しい独身老人と同じ状態であることに気づく。そして年齢的にFIREにために捨ててきたものを今更取り戻せなくて絶望してる。
— たろ丸 (@tenche1204) April 30, 2023
このツイートのツリー含め、FIREを目指すのであれば、
ちゃんと考えておかないと、いけないことだと感じました。
今回は、このツイートから
FIREを目指す上で気をつけておきたいこと
を紹介します。
私自身は、まだFIREを目指している途中なので机上の空論ではあります。
それでもFIREを目指す上での参考になれば幸いです。
手段と目的を混在しない
FIREというのは、目的を達成するための手段です。
目的を達成するには、時間が必要になります。
その時間を確保する手段の一つがFIREだと思っています。
一般的なサラリーマンの多くは、一日の大半を仕事をして過ごしています。
その仕事の時間を『目的のために使う時間』にする手法がFIREだと思っています。
なので、FIREを目指す上では、
FIREを達成した後に何をしたいか
というのをきちんと考えておかないといけません。
- 各地の名所を巡る
- 一日中ゲームをする
- イラストをたくさん描いてみる
- ボランティアに参加する
といったように何かしら、やってみたいことをピックアップしておくといいでしょう。
そして、これらの多くは
FIREを達成していなくてもできること
でもあります。
そうしたことに、少しずつ挑戦していき、
FIREを達成したら、その挑戦してきたものの中から
特に面白かったものに時間を費やす
というのが良いと私は考えています。
あくまでも、FIREは手段であるということを忘れないようにしていきたいです。
今を犠牲にしない
FIREを目指す上で気をつけておきたいのは
今を犠牲にしない
ということです。
限界まで節約をして、やりたいことを我慢してFIREを達成しても、
その後の生活が良くなるとは限りません。
FIRE後の生活というのは、それまでの生活の延長でしかありません。
限界まで節約していた生活から、散財するような生活になれば、貯金は一気に無くなるでしょう。
そして、FIREを達成したということは、そうしたお金の使い方が危険だと知識として知っているため、
それまでの生活から大きく変えることはないでしょう。
ただ、仕事に使っていた時間が余るため、そこに何をするかが大事になってきます。
趣味がある人はそれに時間を使うことができますが、
他を犠牲にFIREを達成した人は、
何もすることがなく、時間を持て余してしまいます。
若いうちはできたことが、歳を取ってからはできなくなる
なんてことはよくあります。
若いときにやりたいと思ったことをFIRE達成してからやろうとしても、手遅れになることが多いらしいです。
限界まで切り詰めるのではなく、それなりにお金を使っていって、
FIRE達成後にやりたいことを模索し続けるというのが、良いと思います。
終わりに
以上、『FIREを目指す上で気をつけておきたいこと』でした。
少し前までの米国株好調の影響でFIRE関連の情報発信が色々と増えていましたが、
昨今の不調により、今度はFIRE卒業とかいう手のひらを返したような発信も増えました。
こうした情報発信に踊らされないようにしていきたいです。
あくまでも、目的を達成するための手段の一つが『FIRE』だと私は思っています。
そして、FIREを達成するには、
- 事業等で一発を当てる
- コツコツ投資をして蓄財する
といった2通りに分かれると思っています。
私は後者を選択していますので、達成できるのは50代とかその辺になるでしょう。
というよりも、一番避けたいと考えていることは、
老後になっても働かないと生活ができない
事態に陥ってしまうことです。
なので、最悪FIRE達成できなくてもかまいません。
蓄財をしていく、という観点から見ると、FIREを目指すというのは、
選択肢として無難だと思っています。
FIREを目指す上で、収支の見直しと言うのは必然になります。
例えば
- 年収300万の人が年間200万使う
- 年収500万の人が年間400万使う
というのは蓄財をするという観点から見ると同額になります。
人間は収入が増えると、その分生活費を上げたくなる生き物です。
いつまでもお金が貯まらないと思ったら、FIRE関連の本を読んでみるのも良いでしょう。
自分の収支を把握して、必要のないものにお金を使わないようにする
という練習にFIREを目指すというのはちょうどいいものだと思っています。
娯楽に関しては、必要不要というのは個人の趣味趣向が重要になってきます。
そこに他人の視線を入れてしまうと、散財コースまっしぐらになります。
自分にとって大切だと思うことにお金を使うようにすることは大切です。
FIREは目的ではなく、手段であることを忘れないようにしましょう。
以上、βуё (o’ω’o)ノシ βуё